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2010年2月 8日 (月)

俺の青春まっただなか

 
 

毎号のように・・・は高くて無理だったが、好きな特集を組んでたら必ず買っていた
『デザインの現場』が休刊になる。

デザインの現場』休刊のお知らせ

デザインの面白さを教えてくれた本だった。

初めて知ったのは、杉浦康平の特集を組んでいた号だった。

 

その頃自分は漫画の同人を手がけ始めた頃で、

この雑誌によって、自分は漫画よりもデザインやアートディレクションのほうが

好きだと気付かされた。

なので10数冊作った本の2〜3冊目くらいからは、

もう漫画は人に全部任せてしまい、

嬉々として表紙その他全てのディレクションやデザインをやっていたものだ。

 

そうやって作っていた本は数あるコミケの参加者の中でも奇異に映ったらしく、

回を重ねるうちに常連(と言えるほど出してないが)も出来、

漫画ですらない自分の写真集まで買ってくれる人もいた。

 

なにより続ける自信をもらったのが、コミケの主催者であった米澤嘉博氏が

サークルにわざわざ自分が作った本を買いに来てくれて、

あまつさえ雑誌に二度も紹介してくれた事だ(ダ・ヴィンチとコミックフラッパー)。

 

それにより(勿論それだけではないが)、もっと読んだ人を喜ばせる、

驚かせような本を作ろうとやる気になったのだが、

執筆してくれていた作家たちが色々な事情で離れたり、

自分の環境が変わったりで以後数冊を出しただけで尻切れとんぼになってしまった。

 

その後数年経って米澤氏の訃報を知り、

どうあってもおとしまえをつけたいと思って以後数年、

いまだその想いは叶えられずにいる。  

 

(ちなみにいままでの表紙)

 

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